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<経済指標コメント> 米9月小売売上高は前月比+0.6%

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[日本]

景気ウォッチャー調査(9月):現状判断DIは44.8(前月比-0.8ポイント)、先行き判断DIは48.5(同+1.1ポイント)

9月の景気ウォッチャー調査、3ヶ月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは44.8(前月比-0.8ポイント)と3ヶ月ぶりの低下、横ばいを示す50を14ヶ月連続で下回った。企業動向、雇用関連のDIは上昇したものの家計動向関連が低下して全体を押し下げた。2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断DIは48.5(同+1.1ポイント)と3ヶ月連続の上昇、家計動向・企業動向・雇用関連の3つのDIがいずれも上昇した。しかし先行き判断DIも横ばいを示す50を14ヶ月連続で下回っている。総じて街角景気は6月をボトムに底入れの兆しがみられるものの、横ばいを下回る水準が続いている。景気判断理由としては「熊本地震の被害が大きかったが落ち着いたことで新規開店の花が多く出た(一般小売店)」「天候の影響もあり、秋冬物の動きがよくない」「補正予算の執行による工事は台風による復旧工事が増加(建設機械リース)」など、地震や台風の復興需要と財政出動の上方効果がみられる一方で、猛暑や台風影響によるマイナス効果がありまちまちである。

20161016図1

機械受注(船舶・電力を除く民需、8月)は前月比-2.2%(前年比+11.6%)

8月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比-2.2%と、3ヶ月ぶりの減少となったが、前年比では+11.6%と2ヶ月連続のプラスの伸び。前年比の伸びの3ヶ月移動平均も+6.8%と5ヶ月ぶりにプラスに転じた。8月までの7-9月期同受注は前期比+8.9%と前期の同-9.2%から大幅プラス転化のペースである。鉱工業生産指数の持ち直しの動きと合わせ、企業部門の減速には底入れの傾向がみられる。7-9月期のGDP統計上の設備投資は3四半期連続のマイナス成長の可能性が高いものの、受注の増加からその後は持ち直しが視野にはいってきた。

20161016図2

[米国]

企業在庫(8月)は前月比+0.2%、企業売上高は同+0.2%、在庫売上高比率は1.39倍

8月の企業在庫は前月比+0.2%の増加、企業売上高も同+0.2%の増加で、在庫売上高比率は前月比横ばいの1.39倍。企業売上高は実に21ヶ月ぶりに前年比で横ばいにまで回復している。在庫循環図は「意図せざる在庫減」局面にはいりつつある。企業の在庫調整は相応に進行してきた様子が見て取れる。在庫売上高比率がいま一歩の低下を見せれば、在庫調整による生産抑制は徐々に解消していく兆しがみられる。

20161016図3

小売売上高(9月)は前月比+0.6%、除く自動車関連同+0.5%

9月の小売売上高は前月比+0.6%と強めの伸びで前月の同-0.2%から反発した。自動車関連を除く売上高も同+0.5%と堅調、3ヶ月ぶりの増加に転じた。内訳は、新車販売の増加を反映した自動車及び同部品ディーラーが同+1.1%、ガソリン価格上昇を反映したガソリンスタンド同+2.4%、他は建設資材店同+1.4%、スポーツ用品店等同+1.4%などが売上を増加させた。GDP統計上の個人消費の基礎統計となる「自動車・建設資材・ガソリン・レストランを除く」売上高は同+0.1%と3ヶ月ぶりの増加に転じた。総じて個人消費は7、8月の一時減速からは持ち直したといえる。しかし、7-9月期の小売売上高は前期比+0.7%と前期の同+1.5%から減速した。7-9月期のGDP統計上の実質個人消費は前期比年率+2%台半ばと、前期の同+4.3%の大幅増からの減速を見込む。

20161016図4
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