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<経済指標コメント> 米12月非農業部門雇用者数は前月比+252千人

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[米国]

新車販売台数(12月)は年率16.8千台

12月の新車販売台数(乗用車及び軽トラック)は年率16.8千台(前月比-0.3%)と微減した。しかしながら前年比では+8.8%と大幅増加ペースを維持、また10-12月平均販売台数は同16.7千台(前期比+0.1%)と4四半期連続で前期を上回った。低金利に加えてガソリン価格の低下が好調な自動車販売を支えている。

20150110図1

ISM製造業指数(12月)は55.5%(前月比-3.2%ポイント)、非製造業指数は56.2%(同-5.1%ポイント)

ISM製造業指数は55.5%(前月比-3.2%ポイント)と大き目の低下、総合DIを構成する5つのDIの内訳は、新規受注57.3%(同-8.7)、生産58.8(同-5.6)、雇用56.8(同+1.9)、入荷遅延59.3(同+2.5)、在庫45.5(同-6.0)。調査参加企業の回答には「ホリデー商戦期間の売上は昨年より大きく改善した(食品)」一方で「西海岸港湾の停滞」が販売・購買に影響を与えたとの回答が複数みられる。西海岸港湾の労使交渉に伴う搬送業務停滞が一時的に企業景況感を押し下げたに過ぎないようだ。非製造業指数も56.2%(同-3.1%ポイント)と低下。総合DIを構成する4つのDIの内訳は、事業活動57.2(同-7.2)、新規受注58.9(同-2.5)、雇用56.0(同-0.7)、入荷遅延52.5(同-2.0)。ここでも西海岸労使交渉の影響が景況感を押し下げている。一方、原油価格低下は製造業・非製造業ともにポジティブ要因となっていることが回答内容からうかがわれる。港湾の一時要因が解消すれば再び景況感は回復すると見る。

20150110図2

雇用統計(12月):非農業部門雇用者数は前月比+252千人、失業率は5.6%

12月の雇用統計、事業所調査による非農業部門雇用者数は前月比+252千人の強い増加、約3年ぶりの大幅増加だった前月分も同+353千人に更に上方改訂された。12月の増加ペースは前年比+2.1%で2006年4月以来の増加ペースとなった。内訳は民間部門同+240千人、政府部門同+12千人。民間部門では建設業同+48千人、自動車製造業同+1.8千人、小売業同+7.7千人、専門ビジネスサービス同+52千人、教育・医療サービス同+48千人とどの業種も押しなべて雇用を拡大させている。一方、時間当たり賃金(生産及び非監督労働者)は20.68ドルと前月比-0.06ドル低下する異例の結果、前年比で+1.6%と、前月までの2%台から伸び率が急低下した。一方で週平均労働時間は33.9時間と2007年以来の水準に増加、失業率低下とも合わせて労働市場はタイト化傾向にある。賃金の低下は一時要因によると見られ、今後賃金上昇ペースは再び加速すると見たい。家計調査による失業率は5.6%(前月比-0.2%ポイント)と2008年6月以来の低水準に低下した。内訳は就業者数が増加しているものの労働力人口が減少しており、結果労働参加率は62.7%(同-0.2%)と低下傾向を継続している。しかし、27週以上の長期失業者、経済的理由によるパートタイマーはいずれも減少し、失業率に表れない労働市場条件の改善継続を示唆している。総じて労働市場は堅調な拡大、労働市場の余剰は縮小を続けている。今後も雇用は前年比+2%前後の増加を継続すると見る。

20150110図3

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