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<経済指標コメント> 米2月住宅着工戸数は前月比-17.0%

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[米国]

鉱工業生産指数(2月)は前月比+0.1%、設備稼働率は78.9%(前月比-0.2%ポイント)

2月の鉱工業生産指数は前月比+0.1%と小幅な伸びに留まり、1月(同-0.3%)までの2ヶ月連続の低下をカバーできなかった。内訳は製造業同-0.2%、鉱業同-2.5%、公益事業同+7.3%と、振れの大きい公益事業だけが全体を押し上げた形。製造業は3ヶ月連続の指数低下となった。また自動車生産台数(乗用車及び軽トラック)は年率10.82百万台(同-5.5%)と3ヶ月連続で減少した。設備稼働率は78.9%(前月比-0.2%ポイント)と3ヶ月連続低下した。総じて鉱工業生産は昨年末以降軟調に推移している。悪天候、西海岸港湾停滞、ドル高による海外需要減速見通しなどが背景にあると憶測できるが定かではない。1-3月期の経済の拡大ペースが筆者の予想をやや下回っていることを示唆する指標である。

20150321図1

住宅着工戸数(2月)は年率897千戸(前月比-17.0%)、着工許可件数は同1092千件(同+3.0%)

2月の住宅着工戸数は年率897千戸(前月比-17.0%)と大幅減少。地域別内訳は北東部同-56.5%、中西部同-37.0%、南部同-2.5%、西部同-18.2%と程度に大きなばらつきはあるもののすべての地域で着工が減少した。本来住宅着工戸数は月次の振れの大きな指標であり、2月はその幅が大きいものの天候もしくは統計上の一時要因と見ておきたい。着工許可件数が年率1092千件(同+3.0%)と比較的に堅調な推移であることから潜在的な住宅需要に大きな変化はないと見たい。もっとも米国経済指標の相対的な軟化と軌を一にしている点は気になる。

20150321図2

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