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<経済指標コメント> 米5月小売売上高は前月比+1.2%

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[日本]

実質GDP成長率(1-3月期、2次速報値)は前期比年率+3.9%

1-3月期実質GDP成長率(2次速報値)は前期比年率+3.9%と、1次速報値の同+2.4%から更に上方改訂された。需要項目別内訳は家計消費同+1.5%(1次速報値同+1.5%)、住宅投資同+7.0%(同+7.5%)、企業設備投資同+11.0%(同+1.4%)、公的需要同-0.9%(同-0.7%)、民間在庫寄与度同+2.0%(同+1.7%)、純輸出寄与度同-0.1%(同-0.1%)。上方改訂の主因は企業設備投資の大幅上方改訂で同+11.0%の予想外の強い伸び。在庫が成長を+2%と大きく成長を押し上げている状況は不変だが、家計消費・住宅投資・設備投資を合わせた国内最終民間需要は同+3.4%と強い伸びで、内需主導の景気拡大継続中と言える。ここまでの成長ペースは2015年通年成長率前年比+1%(2015年度前年度比+1%台半ば)という筆者個人の成長予想を上回るペースである。

20150615図1

景気ウォッチャー調査(5月):現状判断DIは53.3(前月比-0.3ポイント)、先行き判断DIは54.5(同+0.3ポイント)

5月の景気ウォッチャー調査、3ヶ月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは53.3(前月比-0.3ポイント)と6ヶ月ぶりに小幅低下。2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断DIは54.5(同+0.3ポイント)と6ヶ月連続の上昇。いずれも4ヶ月連続で横ばいを示す50を上回っており、成長の回復が街角にも浸透している状態が継続していることを示唆している。

20150615図2

機械受注(4月、船舶・電力を除く民需)は前月比+3.8%

4月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比+3.8%と2ヶ月連続の増加、季節調整前前年比でも+3.0%と前月の同+2.6%から伸びが加速した。1-3月期に同受注が大幅増加してGDP統計上の企業設備投資も前期比年率+11.0%の大幅増となったが、企業部門の拡大基調は4月に入っても維持されている。家計消費にやや遅れて回復した企業設備投資は今年一杯プラス成長を続けるとの見方を支持する結果である。

20150615図3

[米国]

小売売上高(5月)は前月比+1.2%、除く自動車関連同+1.0%

5月の小売売上高は前月比+1.2%の強い伸び、下方サプライズだった4月分も同+0.2%と上方改訂された(速報は同横ばい)。新車販売増加が小売全体を押し上げたが、自動車を除くベースでも同+1.0%の強い伸び。業種別内訳は自動車及び同部品ディーラー同+2.0%、建設資材同+2.1%、ガソリンスタンド同+3.7%、衣服店同+1.5%などの売上増が目立つ。ガソリン価格上昇を反映したガソリンスタンドと、自動車及びレストランを除くコア小売売上も同+0.8%の強い伸び。5月の小売売上増は雇用統計の小売業雇用増加とも整合している。1-3月期の消費減速が一時的なソフトパッチに過ぎなかったとの見方を支持する結果。4-6月期GDP統計上の個人消費は前期比年率+2%台半ばとの個人予想を維持する。

20150615図4

企業在庫(4月)は前月比+0.4%、企業売上高は同+0.6%、在庫売上高比率は1.36倍

4月の企業在庫は前月比+0.4%と3ヶ月連続増加となるやや強めの伸び。企業売上高も同+0.6%と強めの伸びとなった。いずれも販売価格の下げ止まりを反映したものである可能性が高い。在庫売上高比率は1.36倍と前月比横ばいで相対的には高水準を保っている。在庫循環図上では企業在庫は「在庫調整局面」にあり、今後は在庫調整が成長の押し下げ要因になると見る。

20150615図5

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