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<経済指標コメント> 米9月住宅着工戸数は前月比+6.5%

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[米国]

住宅着工戸数(9月)は年率1206千戸(前月比+6.5%)、住宅着工許可件数は同1103千件(同-5.0%)

9月の住宅着工戸数は年率1206千戸(前月比+6.5%)と3ヶ月ぶりの増加、水準は6月の同1211千戸に次ぐ高水準となり、住宅建設市場の活況を示すものとなった。着工戸数の6ヶ月移動平均は1160.5千戸で、金融危機前の2008年1月以来の高水準である。結果7-9月期の着工戸数は前期比+0.5%と、4-6月期の急増の反動で増加ペースは減速したもののプラスを確保。過去の着工分と合わせ7-9月期GDP統計上の住宅投資は前期比プラスの伸びが維持できると見る。住宅着工許可件数は年率1103千件(前月比-5.0%)と前月比減少。しかし着工許可件数の6ヶ月移動平均も同1186.8千件と2008年1月以来の高水準にあり、今後も住宅着工が堅調に拡大するに十分な需要があることを示唆している。

20151024図1

中古住宅販売戸数(9月)は年率5550千戸(前月比+4.7%)、在庫期間は4.8ヶ月

9月の中古住宅販売戸数は年率5550千戸(前月比+4.7%)と反発、7月の同5580千戸に次ぐ販売戸数となった。中古住宅販売戸数の3ヶ月移動平均は5476.7千戸と2007年4月以来の高水準であり、住宅販売市場は金融危機前以来の活況となっている。販売増加に伴い在庫期間は4.8ヶ月と前月の5.1ヶ月から短期化、販売市場の需給は依然タイトである。ただ中央販売価格は前年比+6.1%と適度な上昇ペースを維持しているといえる。公表元の全米不動産業協会(NAR)は「在庫不足継続にも拘わらず住宅市場は今年大きく前進した」とし、その背景として「住宅価格上昇によるエクイティの増加に気が付いた保有者が、買い替えや小さい家への住み替えにこれを利用した」としている。つまり住宅価格上昇により、住宅価格から住宅ローン借入残高を差し引いた価値(エクイティ)が増加し、持家保有者にとっては家を売りやすくなっているというわけだ。一方でNARは「初めて住宅を購入する者は残念ながら購入に十分に成功していない」としている。これは住宅ローン借入を必要とする初回購入者にとってはまだ、信用条件の厳格さが依然住宅購入へのハードルとなっていることを示唆している。

20151024図2

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