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<経済指標コメント> 米10月小売売上高は前月比+0.1%

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[日本]

景気ウォッチャー調査(10月):現状判断DIは48.2(前月比+0.7ポイント)、先行き判断DIは49.1(同横ばい)

10月の景気ウォッチャー調査、3ヶ月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは48.2(前月比+0.7ポイント)と3ヶ月ぶりの上昇。内訳は家計動向関連DIと企業動向関連DIが上昇し、雇用動向関連は低下だった。しかし、総合DIの上昇幅は過去2ヶ月の低下をカバーできず、3ヶ月連続で横ばいを示す50を下回った。2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断DIは49.1(同横ばい)、こちらも3ヶ月連続で50を下回っている。家計動向関連DIが上昇するも企業動向関連・雇用関連DIが低下した。総じて街角景気は依然景気の減速を示唆している。7-9月期の実質GDP成長率は2四半期連続のマイナス成長になるリスクが出てきているが、この傾向は10月に入っても大きな好転は見られない。

20151114図1

機械受注(9月、船舶・電力を除く民需)は前月比+7.5%(前年比-1.7%)

9月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比+7.5%と4ヶ月ぶりかつ大幅に増加した。しかしながら過去3ヶ月の減少をカバーできず、前年比では-1.7%と2ヶ月連続のマイナス。結果7-9月期の同受注は前期比-10.0%の大幅マイナス成長となった。7-9月期のGDP統計上の企業設備投資は4-6月期のマイナス成長に続き前期比横ばい程度を見込んでいるが、この傾向は10-12月期にも尾を引きそうだ。総じて企業部門は海外景気減速の影響を受けて今後も緩やかな拡大にとどまりそうだ。

20151114図2

[米国]

企業在庫(9月)は前月比+0.3%、企業売上高は同横ばい

9月の企業在庫は前月比+0.3%と強めの伸びだったが、過去2ヶ月の積み上げペース減速により、3ヶ月前対比の伸びは3ヶ月連続で低下した。7-9月期のGDP統計(速報値)では企業在庫が成長を前期比年率-1.44%と大幅に押し下げたがこれと概ね整合する結果である。企業売上高は前月比横ばいと前月の同-0.6%の大幅減少からの回復は見られなかった。結果在庫売上高比率は1.38倍と2009年6月以来の高水準に上昇した。在庫循環図は現在在庫調整局面にあり、在庫積み上げペースは確実に減速している。しかし企業売上の不振で売上対比の在庫水準は依然高水準にある。10月以降も在庫調整が生産と成長の抑制要因となりそうだ。

20151114図3

小売売上高(10月)は前月比+0.1%、除く自動車関連同+0.2%

10月の小売売上高は前月比+0.1%と前月の同横ばいからわずかに持ち直し、除く自動車関連も同+0.2%と前月の同-0.4%から3ヶ月ぶりにプラスの伸びに回復した。業種別内訳は、自動車及び同部品ディーラーが新車販売増加にも拘わらず予想外の同-0.5%の減少。家具店同+0.4%、建設資材店同+0.9%、薬局同+0.7%などが売上増、一方で家電店同-0.4%、ガソリンスタンド同-0.9%などが売上減少で、内容はまちまちである。個人消費は総じて自動車販売中心に堅調であり、また自動車を除くベースでも3ヶ月ぶりに売上増加したことで、8、9月の個人消費の不振が一時的だったとの結果になった。10-12月期のGDP統計上の実質個人消費は筆者個人予想である前期比年率+2%台後半を達成できるペースである。なお、11月のミシガン大学消費者センチメント指数は93.1(前月比+3.4%)と、7月以降3ヶ月連続低下ののち2ヶ月連続上昇した。消費者センチメントの低下も一時的であり、10月雇用統計で確認された雇用拡大ペースの再加速と合わせ、今後の堅調な消費拡大を示唆している。10月分雇用統計と合わせ、12月のFOMC利上げ開始個人予想を支持する結果といえる。

20151114図4


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