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<経済指標コメント> 米11月小売売上高は前月比+0.2%

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[日本]

実質GDP成長率(7-9月期、2次速報値)は前期比年率+1.0%

7-9月期の実質GDP成長率(2次速報値)は前期比年率+1.0%と、1次速報値の同-0.8%から一転してプラス成長に上方改訂された。需要項目別内訳は家計消費同+1.4%(1次速報値同+2.1%)、住宅投資同+8.1%(同+8.0%)、企業設備同+2.3%(同-5.0%)、公的需要同-0.3%(同+0.7%)、企業在庫寄与度同-0.7%(同-1.9%)、純輸出寄与度同+0.8%(同+0.8%)。企業設備がマイナス成長からプラス成長に大幅上方改訂されたことと、企業在庫の寄与度のマイナス幅が大幅に縮小方向に改訂されたことが上方改訂の要因。一方で、家計消費は大幅に下方改訂となっている。家計消費・住宅投資・企業設備を合わせた国内最終民間需要は同+1.8%と、1次速報値の同+0.9%から大幅に上方改訂された。現状の試算では2015年暦年成長率は前年比+0.8%、2015年度は前年度比+1.3%程度の成長になる計算である。

20151212図1

景気ウォッチャー調査(11月):現状判断DIは46.1(前月比-2.1ポイント)、先行き判断DIは48.2(同-0.9ポイント)

11月の景気ウォッチャー調査、3ヶ月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは46.1(前月比-2.1ポイント)と2ヶ月ぶりに低下、横ばいを示す50を4ヶ月連続で下回った。2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断DIは48.2(同-0.9ポイント)と低下、これも4ヶ月連続で50を下回っている。街角景気はひきつづき、今後も日本の経済成長が緩やかなものに留まる可能性を示唆している。

20151212図2

機械受注(10月、船舶・電力を除く民需)は前月比+10.7%

10月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比+10.7%と、大幅かつ2ヶ月連続の増加となった。前年比の伸び率も+10.3%と3ヶ月ぶりにプラスに転化した。ここの所低迷が続いていた機械受注に一時的の可能性はあれ反発の兆しが見られる。他の指標をみても、鉱工業生産指数が9、10月と2ヶ月連続で上昇、7-9月期のGDP統計上の企業設備も2次速報で上方改訂された。しかしながら、企業部門ではまだ在庫調整が途上であり、企業部門の回復ペースはまだ緩やかなものに留まると慎重に見ておきたい。

20151212図3

[米国]

小売売上高(11月)は前月比+0.2%、除く自動車関連同+0.4%

11月の小売売上高は前月比+0.2%と前月の同+0.1%に続きやや弱めの伸びに留まったが、自動車販売の減少が全体を押し下げており、自動車関連を除く売上は同+0.4%と前月の同+0.1%から加速している。業種別内訳は、自動車及び同部品ディーラー同-0.4%、ガソリンスタンド同-0.8%、家具店同-0.3%、建設資材店同-0.3%などが売上減少。一方で、家電店同+0.6%、衣服店同+0.8%、玩具店等同+0.8%などホリデー商戦主要業種は売上が増加している。小売売上は業種間のばらつきは依然あるものの、総じて8、9月の減速から堅調な伸びに回復しているといえる。ホリデー商戦売上高のベースとなる「自動車・ガソリン・レストランを除く」売上は同+0.5%と強い伸び。筆者個人の今年のホリデー商戦売上予想(前年比+3.2%)に沿った結果である。

20151212図4

企業在庫(10月)は前月比横ばい、企業売上高は同-0.2%、在庫売上高比率は1.38倍

10月の企業在庫は前月比横ばいにとどまり、在庫調整が継続していることが示唆されている。3ヶ月前対比の企業在庫の伸びは4ヶ月連続で低下した。一方で企業売上高は同-0.2%と引続き低迷しており、結果在庫売上高比率は1.38倍と2009年6月以来の高水準に上昇している。海外景気の減速や原油安、ドル高を背景に企業売上が伸びない中、在庫調整はまだ十分に進んでいない状態だといえる。今後も在庫調整は成長の抑制要因となりそうだ。

20151212図5

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