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<経済指標コメント> 米4小売売上高は前月比+1.3%

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[日本]

景気ウォッチャー調査(4月):現状判断DIは43.5(前月比-1.9ポイント)、先行き判断DIは45.5(同-1.2ポイント)

4月の景気ウォッチャー調査、3ヶ月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは43.5(前月比-1.9ポイント)と2か月ぶりの低下、また横ばいを示す50を9ヶ月連続で下回った。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連DIのいずれもが低下した。2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断DIは45.5(同-1.2ポイント)と3ヶ月連続の低下、横ばいを示す50を9か月連続で下回った。家計動向・企業動向・雇用関連DIのいずれもが低下した。4月の景気ウォッチャー調査には、3月の熊本地震の影響も少なからずみられる。地域別DIをみると、九州のDIが現状判断同-13.4ポイント、先行き判断同-6.9ポイントと大幅に低下している。ただし、熊本地震の影響を除いても街角景気に弱さがみられることには変わりない。1-3月期の日本の成長率を筆者個人は前期比ほぼ横ばいとみているが、4月以降も回復ペースは鈍いものにとどまる可能性を示唆する結果である。調査先の回答には「中間層は消費にシビアであり、可処分所得が増えない中で生活防衛意識は依然強く、必 要最小限以外のものに関する購買はより慎重(小売業)」との回答がみられたほか、熊本地震による悪影響(旅行代理店、輸送用機械製造)や、大手自動車メーカーの燃費不正問題による雇用への影響への言及がみられる。一方で北海道新幹線開業の効果(観光名所)に期待する声も聴かれている。

20160516図1

[米国]

小売売上高(4月)は前月比+1.3%、除く自動車関連同+0.8%

4月の小売売上高は前月比+1.3%と、前月の同-0.3%から大幅増加に転じた。除く自動車関連も同+0.8%と強い伸びだった。米個人消費が一時的な減速にも関わらず再び堅調な拡大継続するとの見方に沿った結果である。内訳は、4月の新車販売増加を反映した自動車及び同部品ディーラー同+3.2%、原油価格の持ち直しを反映したガソリンスタンド同+2.2%のほか、家具店同+0.7%,
家電店同+0.5%、食品店同+0.9%、衣服店同+1.0%など、多くの業種が売上を増加させた。自動車・ガソリン・レストランを除くコアの小売売上高も同+0.7%と強い伸びとなった。今後も雇用拡大と賃金上昇による購買力の増加で、個人消費は堅調に拡大すると見る。

20160516図2

企業在庫(3月)は前月比+0.4%、企業売上高は同+0.3%、在庫売上高比率は1.41倍

3月の企業在庫は前月比+0.4%と6か月ぶりの前月比増加、3ヶ月前対比でも4か月ぶりに増加に転じた。企業売上高も同+0.3%と9か月ぶりの増加となった。もっとも在庫売上高比率は1.41倍と高水準で横ばい推移している。企業在庫と売上高は単月で増加に転じたものの、依然在庫水準は高く、在庫循環は在庫調整局面にある。今後も在庫調整圧力が企業部門の生産拡大を抑制する要因になりそうだ。

20160516図3

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