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<経済指標コメント> 日本の4月機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比-11.0%

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[日本]

実質GDP成長率(1-3月期、2次速報値)は前期比年率+1.9%

1-3月期の実質GDP成長率(2次速報値)は前期比年率+1.9%と、1次速報値の同+1.7%から上方改訂された。需要項目別内訳は、家計消費支出同+2.6%(1次速報値同+1.9%)、住宅投資同-2.9%(同-3.0%)、設備投資同-2.6%(同-5.3%)、公的需要同+2.0%(同+2.6%)、企業在庫寄与度-0.4%(同-0.7%)、純輸出寄与度同+0.7%(同+0.7%)。家計消費と設備投資の上方改訂が全体を押し上げた。1次速報値でも上方サプライズだった実質GDP成長率は、主に家計消費の世増以上の拡大でさらに押し上げられた形。もっとも実質GDPの前年比の伸びは横ばいと4四半期ぶりの低成長、うち家計消費も同-0.6%と2四半期連続のマイナス成長で、成長トレンドはまだ下向きである。2四半期連続のマイナス成長を免れて、日本経済は総じてなんとか家計消費中心にそこいれの可能性がでてきたところ。もっとも企業部門は3四半期連続で成長にマイナス寄与となった長い在庫調整と、設備投資抑制でまだ回復は見られない。

20160611図1

景気ウォッチャー調査(5月):現状判断DIは43.0(前月比-0.5ポイント)、先行き判断DIは47.3(同+1.8ポイント)

5月の景気ウォッチャー調査、3ヶ月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは43.0(前月比-0.5ポイント)と2ヶ月連続の低下。2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断DIは47.3(同+1.8ポイント)と4カ月ぶりの上昇。いずれも横ばいを示す50を10ヶ月連続で下回った。現状判断理由にままだ熊本地震の影響がみられる一方、先行き判断では猛暑予想による夏物需要増や復旧需要への期待がみられる。街角景気はまだ弱いと言わざるを得ないが、先行きDIの上昇は底入れの兆しとも見ることができる。

20160611図2

機械受注(4月、船舶・電力を除く民需)は前月比-11.0%(前年比-8.2%)

4月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比-11.0%と、前月の同+5.5%から大幅減少。前年比の伸びは同-8.2%、また3ヶ月移動平均の前年比の伸びは-1.0%と2014年12月以来のマイナスの伸びに転化した。設備投資の先行指標となる機械受注は振れの大きい動きながら弱含み基調が続いていると言わざるを得ない。在庫調整と外需減速により企業部門の減速はまだ続きそうだ。

20160611図3

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