<経済指標コメント> 米2月新築住宅販売戸数は前月比+6.1%

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[米国]

中古住宅販売戸数(2月)は年率5480千戸(前月比-3.7%)、在庫期間は3.8ヶ月

2月の中古住宅販売戸数は年率5480千戸(前月比-3.7%)と反落。3ヶ月移動平均も同5560千戸(同-0.7%)と5ヶ月ぶりに低下に転じた。しかしながら中古住宅販売戸数の水準は依然高水準にあり、前年比では+5.4%と増加基調を保っている。販売在庫は1750千戸(前月比+4.2%)と2ヶ月連続で増加したものの、販売在庫期間は3.8ヶ月と引き続きタイトな需給が続いている。中央販売価格は前年比+7.7%と2015年5月以来の伸びに加速した。供給不足とこれに伴う価格上昇もあり、中古住宅販売の増加には一服感がある。しかし、米住宅市場は引き続き堅調に拡大すると見たい。公表元の全米不動産業協会(NAR)はプレスリリースで「販売物件の不足と、住宅取得能力の低下」を指摘しており、在庫不足による価格上昇が中古住宅販売の抑制要因になるとやや慎重な見方を示している。

20170325図1

新築住宅販売戸数(2月)は年率592千戸(前月比+6.1%)、在庫期間は5.4ヶ月

2月の新築住宅販売戸数は年率592千戸(前月比+6.1%)と2ヶ月連続の増加。販売在庫は同+1.5%と7ヶ月連続の増加で、結果在庫期間は5.4ヶ月と適正な水準にある。新築住宅販売市場は、供給不足の中古住宅販売市場に比べて順調な拡大である。住宅着工増加による販売物件の増加も消費者の選択幅を広げることで、販売増に寄与していると見る。

20170325図2

耐久財受注(2月)は前月比+1.7%、除く運輸関連同+0.4%、非国防資本財受注(除く航空機)は同-0.1%、同出荷同+1.0%

2月の耐久財受注は前月比+1.7%、除く運輸関連は同+0.4%。設備投資の先行指標となる非国防資本財受注(除く航空機)は同-0.1%と反落したものの2月までの1-3月期同受注は前期比年率+4.7%と3四半期連続プラスの伸びになるペースである。GDP統計上の設備投資(機器投資)の基礎統計となる同出荷は同+1.0%と強い伸び。2月までの1-3月期同出荷は前期比年率+6.1%と2四半期連続プラスの伸びを維持している。米企業部門が在庫調整終了と海外景気の安定化で回復に向かっていることが読み取れる結果である。

20170325図3


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