<経済指標コメント> 米3月非農業部門雇用者数は前月比+98千人

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[日本]

日銀短観(3月調査):大企業製造業業況判断DIは12ポイント(12月調査比+2ポイント)

3月の日銀短観、大企業製造業業況判断DIは12ポイント(12月調査比+2ポイント)と2四半期連続の上昇。大企業非製造業業況判断DIは20ポイント(同+2ポイント)と6四半期ぶりに上昇した。両指標がそろって上昇したのは7四半期ぶりになる。米トランプ政権誕生後の株高、円安を好感したものと考えられる。しかし、先行き判断DIは大企業製造業が11ポイント、同非製造業が16ポイントと業況判断比低下しており、その持続性には疑問がもたれているようだ。

20170409図1

[米国]

新車販売台数(3月、乗用車及び軽トラック)は年率16.53百万台(前月比-5.5%)

3月の新車販売台数(乗用車及び軽トラック)は年率16.53百万台(前月比-5.5%)と大幅減少、昨年3月以来の低水準となった。自動車販売は2016年に一時同18百万台を超える増加を見せる飽和状態にあり今年は減速を見込んでいたが、これに整合する結果である。もっとも単月の減少は一時要因とも考えられることから、今後は同17百万台前後で推移すると見る。

20170409図2

雇用統計(3月):非農業部門雇用者数は前月比+98千人、失業率は4.5%

3月の雇用統計、事業所調査による非農業部門雇用者数の伸びは前月比+98千人に急減速した。建設業(同+6千人)、小売業(同-30千人)、教育・医療(同+16千人)など広い業種で雇用が減速または減少した。時間当たり賃金(生産及び非監督労働者)は前年比+2.3%と前月の同+2.5%から上昇ペースが減速。週平均労働時間(同)は33.5時間(前月比-0.1時間)と2014年以来の低水準となった。3月雇用統計の事業所調査は単月では大きな下方サプライズといえる。しかし、過去にも2016年5月(同+43千人)、2015年3月(同+86千人)など単月のみの雇用統計悪化の例はあり、今回の雇用悪化も天候要因や統計のブレによる一時要因と見たい。新規失業保険申請件数が4月1日〆週時点の4週移動平均で250千件の低位にとどまっていること、米ADP社調査の3月民間就業者数が前月比+263千人の増加を見せていることからは、雇用市場に著変があったとは考えにくい。家計調査による失業率は4.5%(前月比-0.2%ポイント)と2007年5月以来の水準に低下した。内訳は労働力人口と就業者数の前月比増加を伴うよい失業率低下である。総じて雇用市場は完全雇用状態にあり、むしろ需給はタイトである。雇用は今後も堅調な拡大が見込まれることから、FOMCが今後年内2回以上の利上げを実施するとの個人予想を維持する。

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