<経済指標コメント> 米8月小売売上高は前月比-0.2%

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[日本]

機械受注(7月、船舶・電力を除く民需)は前月比+8.0%(前年比-7.5%)

7月の機械受注、船舶・電力を除く民需は前月比+8.0%と4ヶ月ぶりかつ大幅な増加、ただし前年比では-7.5%と2ヶ月連続のマイナスの伸びとなった。前年比伸び率の3ヶ月移動平均は-3.1%と2ヶ月連続の低下で、昨年9月をピークに長い低下基調にある。なお、四半期ベースの同受注は1-3月期、4-6月期と2四半期連続で前期比マイナスとなっている。GDP統計上の設備投資は昨年10‐12月期以来3四半期連続プラス成長を維持したが、7-9月期はマイナス成長に転化するリスクが出てきている。

20170917図1

[米国]

企業在庫(7月)は前月比+0.2%、企業売上高は同+0.2%、在庫売上高比率は1.38倍

7月の企業在庫は前月比+0.2%、企業在庫(7月)は前月比+0.2%、企業売上高は同+0.2%、在庫売上高比率は1.38倍。企業在庫の3ヶ月前対比の伸びは3ヶ月連続で拡大しており、在庫積み増しが進捗していることを示唆している。在庫循環図は「在庫積み増し」局面にある。年内は在庫積み増しが成長の押し上げ要因となると見る。

20170917図2

消費者物価指数(8月)は前月比+0.4%(前年比+1.9%)、同コア指数は前月比+0.2%(前年比+1.7%)

8月の消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%と7ヶ月ぶりの強い伸び。原油価格の持ち直しを背景にガソリン(同+6.3%)などエネルギー価格が指数を押し上げた。前年比の伸び率は+1.9%と2ヶ月連続の上昇。食品及びエネルギーを除くコアCPIは前月比+0.2%(前年比+1.7%)とこれも堅調な伸びに回帰している。CPIインフレ率は年初をピークに低下傾向にあったが、ようやく下げ止まった形だ。今後年内のFRBの利上げ回数に関する当レポート予想には下方リスクがあるが、今回のインフレ指標はそのリスクを多少とも緩和する材料である。

20170917図3

小売売上高(8月)は前月比-0.2%、除く自動車関連同+0.2%

8月の小売売上高は前月比-0.2%と2ヶ月ぶりの減少。自動車関連を除くベースでは同+0.2%と2ヶ月連続の増加となった。業種別内訳は、ハリケーン・ハーヴェイの影響で新車販売台数が減少したことを反映して自動車及び同部品ディーラーが同-1.6%の大幅減、ガソリン価格上昇を反映してガソリンスタンドが同+2.5%の増加。他の業種は、家具店同+0.4%、家電店同-0.7%、衣服店同-1.0%、スポーツ用品店等同+0.1%とまちまち。8月下旬に米国南部を襲ったハリケーン・ハーヴェイの悪影響で自動車他の売上が抑制されている可能性があり、これを勘案すれば個人消費はほぼ堅調な拡大を続けていると言ってよい。

20170917図4

鉱工業生産指数(8月)は前月比-0.9%、設備稼働率は76.1%

8月の鉱工業生産指数は前月比-0.9%と7ヶ月ぶりの低下。内訳は製造業同-0.3%、鉱業同-0.8%、公益事業同-5.5%。公表元のFRBによれば、ハリケーン・ハーヴェイの影響で製造業生産指数が-0.75%程度押し下げられ、また鉱業の掘削等の作業に影響したとされている。公益事業の生産低下は西部の気温上昇が限定的でエアコン需要が低下したためとされている。設備稼働率は76.1%と前月比-0.8%ポイント低下。ハリケーン・ハーヴェイの鉱工業生産の低下に反映されている。なお、自動車(乗用車及び軽トラック)生産台数は年率10.39百万台(前月比+5.5%)と4ヶ月ぶりの増加、ただし前年比では-13.0%と1月以来連続で前年の生産台数を下回った。

20170917図5

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