FC2ブログ

<経済指標コメント> 米9月住宅着工戸数は年率1127千戸(前月比-4.7%)

  • カテゴリ:未分類
  • コメント:0件
  • トラックバック:0件
[米国]

鉱工業生産指数(9月)は前月比+0.3%、設備稼働率は76.0%

9月の鉱工業生産指数は前月比+0.3%と3ヶ月ぶりの上昇。内訳は製造業同+0.1%、鉱業同+0.4%、公益事業同+1.5%。設備稼働率は76.0%(同+0.1%ポイント)とこれも3ヶ月ぶりに上昇した。8月末~9月に米国南部を襲ったハリケーンの影響は鉱工業生産には見られない。自動車生産台数(乗用車及び軽トラック)は年率10.56百万台(同+2.2%)と2ヶ月連続の増加となったが、前年比では-11.5%と、2017年に入ってから前年比の生産減少がつづいている。

20171022図1

住宅着工戸数(9月)は年率1127千戸(前月比-4.7%)、着工許可件数は同1215千戸(同-4.5%)

9月の住宅着工戸数は年率1127千戸(前月比-4.7%)と3ヶ月連続の減少。内訳は北東部同-6.2%、中西部同-20.2%、南部同-9.3%、西部同+15.7%。と4地区中3地区で着工が減少。南部の着工減少にはハリケーンの影響もあると見られる。住宅着工全体の6ヶ月移動平均は同1165.8千戸(同-0.9%)と4月以来6ヶ月連続の低下で、住宅着工は年半ば以来減少基調にあるといえる。7-9月期の住宅着工戸数は前期比-0.1%と3四半期連続のマイナスとなった。4-6月期に3四半期ぶりにマイナス成長となったGDP統計上の住宅投資は、7-9月期にも連続のマイナス成長となるリスクが高まっている。住宅着工許可件数は同1215千戸(同-4.5%)と減少。6月移動平均は同1231.3千戸(同-0.6%)とこれも弱含みである。

20171022図2

中古住宅販売戸数(9月)は年率5390千戸(前月比+0.7%)、在庫期間は4.2ヶ月

9月の中古住宅販売戸数は年率5390千戸(前月比+0.7%)と4ヶ月ぶりの小幅増加。内訳は北東部同横ばい、中西部同+1.6%、南部同-0.9%、西部同+3.3%。ハリケーンの影響と見られる南部の減少を除く3地区で販売が増加した。しかし、年初辺りをピークとする販売の減少基調は不変で、前年比の伸びは-1.5%と14ヶ月ぶりのマイナスとなった。在庫期間は4.2ヶ月と前月比横ばいで、依然需給はタイトといえる。中央販売価格は+4.2%と、堅調な価格上昇が継続している。公表元の全米不動産業協会(NAR)はプレスリリースで「国内のほとんどの地域での消費者の強い購入意欲にも拘わらず中古住宅販売は今年の最低水準から抜け出せていない」として「特に低価格帯の在庫不足と価格上昇」をその理由に挙げている。

20171022図3

スポンサーサイト

コメント

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。