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<経済指標コメント> 米7月小売売上高は前月比+0.5%

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[米国]

小売売上高(7月)は前月比+0.5%

7月の小売売上高は前月比+0.5%と引き続き強い伸び。自動車関連を除くベースでも同+0.6%と強い伸びだった。売上高全体の前年比伸び率は+6.4%と3ヶ月連続で+6%台を維持、2012年以来の高い伸びとなっており、小売売上の趨勢が強いことを示唆している。業種別内訳は、新車販売の減少にかかわらず自動車及び同部品ディーラーが前月比+0.2%、ガソリンスタンド(同+0.8%)、衣服店(同+1.3%)、百貨店(同+1.2%)などが売り上げを増加させた。一方、家具店(同-0.5%)、スポーツ用品店等(同-1.7%)などは売り上げが減少し、内容はまちまちだった。しかしながら総じて、所得税等減税の効果で個人消費の拡大ペースは加速しているといえる。

20180818図1

企業在庫(6月)は前月比+0.1%、企業売上高は同+0.3%

6月の企業在庫は前月比+0.1%と弱めの伸び。企業売上高は同+0.3%と堅調で、在庫売上高比率は1.33倍と2014年11月以来の水準に低下した。企業売上の増加で短期的には在庫が減少、公表済の4-6月期GDP統計上も在庫投資は成長にマイナス寄与となった。しかし在庫循環図は依然在庫積み増し局面にあり、今後年内は企業在庫が成長を押し上げる要因になる可能性が高いと見る。

20180818図2

住宅着工戸数(7月)は年率1168千戸(前月比+0.9%)、住宅着工許可件数は同1311千件(同+1.5%)

7月の住宅着工件数は年率1168千戸(前月比+0.9%)と微増にとどまり、前月の同-12.9%の大幅減少をカバーできなかった。住宅着工の急減は一部にはトランプ政権の輸入関税策による原材料価格上昇である可能性もある。住宅着工許可件数は同1311千件(同+1.5%)と4ヶ月ぶりに増加に転じた。住宅需要は依然強いと考えられるが、ここのところの住宅販売や住宅着工の減少は、米経済サイクルの転換の一つの予兆である可能性もあり、留意していきたい。

20180818図3

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