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<経済指標コメント>米5月非農業部門雇用者数は+217千人増

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[米国]

ISM製造業指数(5月)は55.4%(前月比+0.5%ポイント)、非製造業指数(同)は56.3%(同+1.1%ポイント)
5月分ISM製造業指数は55.4%(前月比+0.5%ポイント)と4ヶ月連続の上昇、企業部門の回復加速を示唆する結果になった。総合DIを構成する5つのDIの内訳は、新規受注56.9%(前月比+1.8%ポイント)、生産61.0%(同+5.3)、雇用52.8%(同-1.9)、入荷遅延53.2%(同-2.7)、在庫53.0(同横ばい)。先行性のある新規受注DIが4ヶ月連続で上昇したこと、生産DIが4月の一時的マイナス転化から大幅反転上昇したことが回復力の強さを反映している。雇用DIは前月比低下したものの、5月雇用統計で4月の大幅雇用増からの一時的調整があったことと整合している。非製造業指数は56.3%と3ヶ月連続の上昇で、製造業同様に企業部門の強い回復を示唆している。
20140608図1

新車販売台数(5月)は年率16.7百万台(前月比+0.7百万台)
5月の新車販売台数は年率16.7百万台と前月の同16.0百万台から大幅増加、実に2007年2月以来の水準に回帰した。米国の実質個人消費は4月に前月比-0.3%の減少だったが、5月自動車販売の増加は消費が5月に再び拡大に転じていることを示唆している。
20140608図2

雇用統計(5月):非農業部門雇用者数は前月比+217千人、失業率は6.3%(前月比横ばい)
5月雇用統計、非農業部門雇用者数は前月比+217千人と4ヶ月連続で200千人を超える増加幅を維持。前月の一時的大幅増(同+282千人)からは減速したものの、前年比の雇用増加ペースは+1.7%と持続的である。雇用増が加速した業種は教育・医療(前月比+63千人)、娯楽・宿泊(同+39千人)など、米国雇用を構造的に支えている業種であり、雇用市場は米国本来の拡大パタンを維持しているといえる。失業率は6.3%と前月比横ばい。内容を見ると労働力人口が前月比+192千人、就業者数が同+145千人といずれも増加しており、労働市場の拡大を示唆する良い形。労働参加率は58.9%と2ヶ月連続前月比横ばい。また、時間当たり賃金の伸び率が前年比+2.4%と前月の同+2.3%から加速している。失業率低下にともない賃金上昇率が高まっていることは、年後半の米国のインフレ率上昇シナリオを支持するものである。総じて雇用統計は雇用市場の堅調な拡大と将来のインフレ圧力を裏付ける内容。FRBによる年内の資産購入停止と来年の利上げ開始予想を維持する。
20140608図3

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